『青の数学』が面白かった

王城夕紀の『青の数学』『青の数学2』が面白かった。読後の感触が消えないうちに、さらっと感想メモを書いておく。 青の数学 (新潮文庫nex) 作者: 王城夕紀 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2016/07/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (9件) を見る …

拾い読みメモ「インストラクショナルデザインの理論とモデル」

学び方や教え方といったことにも興味がある私は、書店で教育系の棚を眺めに行くことがある。しかしこの分野の知識体系はほとんど持ち合わせていないため、ランダムに本を手にとってパラパラとめくったりしながら、その時の気分で何かが目に留まるのにまかせ…

オブジェクト指向でなぜつくるのか(第2版)を読んだ

平澤章著『オブジェクト指向でなぜつくるのか』第2版を読んだ。初版は2004年、私が読んだのは2011年に改版された第2版。著者の平澤氏は『レガシーコード改善ガイド』や『リファクタリング』の翻訳にも携わった方だ。それらの本の専門的な内容・文体と比べる…

ドメイン駆動設計 実践のための原則を4つ考えてみた

『エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計』(以下DDD本と呼ぶ)の原著出版から十数年が経過した今、DDD本に書かれている内容は、吟味されアップデートされるべき時が来ている。このアップデートに盛り込みたい内容を、4つの原則という形で考えてみた。 な…

ソフトウェア開発者の世界観を考える

ソフトウェア開発者の勉強会などに参加すると、最初に持ち時間一人30秒くらいの全員自己紹介タイムがあったりする。「好きなプログラミング言語は?」だとか「使っているフレームワークは?」など、勉強会の参加者層に対して比較的通じやすいお題が都度用意…

「たとえる技術」を読んだ

せきしろ著『たとえる技術』を読んだ。国語に対するニガテ意識が消えない私が、文章になんとかオリジナリティのあるたとえを入れてやろうと、つい頭をひねってしまうほど、たとえ方の技術がやさしく語られた本だ。 たとえる技術 作者: せきしろ 出版社/メー…

プログラミング問題「六角形のテトロミノ」を解いてみた

オフラインどう書くシリーズの、「六角形のテトロミノ」問題を解いてみた。 問題 六角形のテトロミノ 横へな2017.4.1 問題 解答コード GitHub - hidenorigoto/Dk.20170401 この記事はネタバレになってしまうので、日々のコーディング筋トレネタに困っている…

コードの読みやすさの話

読みやすいコードの書き方について、次の記事が話題になっていた。 これについて、 twitterで@koriym氏から問いかけがあった。 @hidenorigoto @Qiita 自然言語に似せて書くのと読みやすさとはまた違う事だと思うのですが、いずれAIを使った自然言語のプログ…

視覚への疑い(『目の見えない人は世界をどう見ているのか』を読んで)

伊藤亜紗著『目の見えない人は世界をどう見ているのか』を読んだ。2015年に出版された本だが、私が本屋で偶然見つけたのは2017年2月初旬。私は「視点」関係の話が大好物なので、タイトルを見て0秒で手に取り購入。 目の見えない人は世界をどう見ているのか (…

私的アンチパターン:本屋

ソフトウェアエンジニアは、本屋になってはいけないという話をする。Amazonのことではない。 私には、わりと本を買い漁ってしまう癖というか衝動がある。始まりは大学生の頃に遡る。京都に住んでいた私は、大学生協書籍部、四条にあるジュンク堂、丸善、それ…

ソフトウェアの機能要件と非機能要件についてのメモ

システム/ソフトウェア開発の方法論について議論をする際、機能要件や非機能要件といった言葉をあいまいに使ってしまっていることに気づいた。調査がてら、メモとして残しておく。 機能要件、非機能要件 機能要件とは|functional requirement − 意味 / 定義…

ひとりごとを書くことにした

このブログで私のひとりごとを綴っていくことにした。 タイトルの「ひとりごと」は、このブログを書く上での自分に向けた指針でもある。 ひとりごとであること ひとりごとは、自分自身との対話である。自分の外部の誰かと対話しているわけではないし、まして…

システム仕様(モデル・設計・実装)の本質について思ったこと

渡辺幸三氏のブログ記事『「科学研究」としてのシステム開発』を読んだ。プログラマ寄りな思考の私には、記事の趣旨を汲み取って発展させるような意見を述べることはできないが、インスピレーションを受けた部分があるので書き残しておきたい。 watanabek.co…